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コンテンツ更新情報


吉田桂子 略歴
横浜生まれ
多摩美術大学卒
大手アパレルメーカーに服飾デザイナーとして勤務の後、画家として独立
英国王立園芸協会(RHS)ゴールドメダリスト
日本ボタニカルアート協会会員

4月のタイトル花

花屋のスミレ

花屋のスミレ

この作品は「庭のスミレ」と言う作品と共に連作として描いた作品です。
花屋で買ったスミレなのですが、スミレはどうしてこんなに可憐で野趣にあふれているのでしょう。一応このスミレ達には和名がついて売られていましたが、私は少し疑っています。スミレは交雑が激しく同定が難しいとよく耳にするからです。でも原種でも交雑種でも何でも構わないではありませんか!だってこんなに可愛いのですから......

話は変わって、今年の庭のスミレはと言うと......そういえば今年はまだヒゴスミレも、タチツボスミレも、鳥足スミレもまだ見かけていません。
道端では帰化系のスミレが花盛りを迎えているのに......庭をほじくり返して地割を変えたのがいけなかったのでしょうか......彼らの顔を見るまでは心配です。無くなってしまったらどうしよう......っと。ウッドデッキに置いてある大きな鉢にこんもりとスミレの葉が......そして小さな大量の双葉が......
おそらくヴィオラ・ソロリアです。こんなところに植えただろうか......?と記憶をたどり......ソロリアの別名アメリカスミレサイシンと言う名と共に思い出しました。以前、ボタニカルアートのお教室の生徒さんに頂いたスミレでした。でも......庭に植えたはず......きっとこれは我が家の庭でせっせと働くアリさんからのプレゼントなのでしょう。こんどはこの花を描いてみたいと思います。花一輪を小さいな額に入れて。

庭のスミレ

庭のスミレ

画:吉田 桂子 「花屋のスミレ」「庭のスミレ」
文:吉田 桂子

3月のタイトル花

スイセンティタティタ

水仙ティタティタ(テータテート)
3月の我が家の庭は一番美しい季節を迎えます。
今年は1月から気温の乱高下があったせいなのか一際にぎやかです。
一時の春を待ちわびていたかの様に様々な花が一気に咲き乱れました。
まるで「私を描いて」と私に語りかけている様です。「忙しさを理由にしてはいけません」と自然からお叱りを受けている様な気になります。
さあ白い紙を用意してイーゼルの前に座りましょう。私も花々と共に一時の春をおしみそして楽しみたいと思います。

ティタティタ(テ・タテート)は小型の水仙で最近は鉢植え水仙の代表品種となりました。育成環境によって徒長することもあるようですが大型になりにくいので現代の都会暮らしにはあっているようです。学名のカタカナ表記に際しては色々な表記があるようですが私は昔風のティタティタが大好きです。

画:吉田 桂子 水仙ティタティタ
文:吉田 桂子

2月のタイトル花

ブーケ早春

早い春、我が家の庭には春を装うべく少しずつ華やいでゆきます。
今年は暖冬のはずなのにヘレボス・ニゲルはやっと咲き始めました。早咲きのこの品種こそが本当のクリスマスローズなのにこれではレンテンローズに追いつかれてしまいそうです。

ここで「レンテンローズ?」と思ったかたはいますか?実は現在日本の花屋さんでクリスマスローズと言って売られている花はほとんどが遅咲きのヘレボス・オリエンタリス・ハイブリッダの英語名レンテンローズなのです。

これは日本人の宗教観にもかかわりがあるのかも知れません。レンテンとは復活祭を意味する言葉でその時期に咲くヘレボスの事をレンテンローズと呼ぶのですが、仏教徒が多い日本においてはクリスマスの言葉の方が馴染み深いため流通名として全てをクリスマスローズと呼ぶようになってしまったようです。

庭にある日本スイセンのつぼみはまだ固く、スノードロップは芽を出しているのやら...まだ確認できていません。先日、アトリエからぼんやり庭を眺めていると枯れた三つ葉アケビのツルの上で二羽のヒヨドリがいつまでも佇んでいました。ツガイでしょうか?何を語るでもなく少しだけ離れて静かに羽を休めていました。ゆったりとおだやかに時が流れてゆくのが分かりました。まるで春を待つかのように...

ブーケ「早春」この作品は春を待つ静かな、そして少しだけワクワクする気持ちで描いた作品です。「春近し」そんな季語を思い浮かべる作品です。

画:吉田 桂子 ブーケ「早春」
文:吉田 桂子

1月のタイトル花

アイスランドポピー

この花をアイスランドポピーと呼ぶようになったのはごく最近のことです。
その前までは「ポピーと言えばこのポピーに決まっているでしょ!!」って感じでした。大阪で行われた花博以来青いケシが有名になり、ポピーの類は色々なものが紹介されています。そういったこともありわざわざアイスランドポピーと呼ぶようにしています。

昔から今の時期になると10本ほどのアイスランドポピーの花束が安く買えました。水上げも良く花持ちも良いので一束あると室内が華やぎます。

今から買ってみようと言う方はぜひ蕾ばかりの花束を購入して下さい。普通の花束を購入する際、あまり蕾の固い花を購入してしまうと花瓶の水だけでは花が咲かないものですが、このアイスランドポピーは違います。

水に活けていると花を守っている苞にピリットひびが入り、隙間からオレンジ色が見えだします。すると「カサッ」と言う音と共に苞が割れ落ちて、中からくしゅっと丸めた羽衣紙の様な花弁が出てきます。そしてまるでビデオを逆再生しているかの様にシワが伸びて、中から美しい雄蕊が顔を出すのです。

自由曲線で構成された細長い茎に不釣り合いな程の大きな花。このアンバランスが私は大好きです。

画:アイスランドポピー 吉田桂子
文:吉田桂子

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