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今日の歳時花~御形

今日の歳時花~御形

ゴギョウ

御形(ごぎょう、おぎょう)は春の七草の1つで、ハハコグサ(母子草、学名: Gnaphalium affine)の古名です。茎葉の若いものを七草粥に入れていただきます。草餅は今ではヨモギを入れて作りますが、かつてはこの御形を入れていました。しかし、「母と子を臼と杵でつくのは縁起が良くない」として、平安時代ごろから蓬に代わったともされていますが、実際には、出羽国秋田や丹後国峯山など、地方によっては19世紀でも草餅の材料として用いられていました。また、ハハコグサの全草を採取し細かく裁断して日干しし、お茶にする。咳止めや内臓などに良い健康茶ができる。これには鼠麹草(そきくそう)という生薬名があります。4月から6月頃、伸びた茎の先端に素朴で愛らしい黄色の小花が咲きます。花を詠むときは春の季語である母子草、正月の句作には御形と使い分けます。春の訪れが待ち遠しい季語の植物です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ハハコグサ

石田 波郷(いしだ はきょう、1913年(大正2年)3月18日 - 1969年(昭和44年)11月21日)は、昭和期の俳人。本名は哲大(てつお)。正岡子規、高浜虚子を生んだ近代俳句発祥の地、愛媛県温泉郡垣生村(はぶむら)(現・松山市西垣生)に生まれた。明治大学文芸科中退。戦後の俳壇を先導し、俳句文学に大きな功績を残した。

出典:wikipedia~石田 波郷

写真掲載ページ:どんぐり村アルバム

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