ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

今日の歳時花~玉蜀黍

今日の歳時花~玉蜀黍

トウモロコシ

トウモロコシ(玉蜀黍、学名 Zea mays)は、イネ科の一年生植物です。高さ2m半ほどに伸び、夏の終わりに茎の上に、芒の穂のような雄花を咲かせ、葉腋に雌花穂をつけます。実のるのは雌花穂で、苞につつまれていて、先端に出ている雌しべに花粉がつくと、実って茶色に枯れてくる。熟してから穂をとって皮をむくと、豆のような実が数列にならんでびっしりとついています。実には白、黄、赤、斑らなどの色のものがあります。南北アメリカ原産で、アジアには16世紀初頭に伝わり、日本には安土桃山時代に渡来しました。「和漢三才図会」に「蛮舶将来す。よって南蛮黍と称す。その形状、上に説くところはなはだ詳らかなり。ただし、苞の上に鬚を出だす。赤黒色にして長さ四五寸、刻煙草に似たり。しかる白鬚といふは、異なるのみ。その子、八月黄熟す」とあります。日本では実をそのまま塩茹でしたり醤油で香ばしく焼いたりして食べますが、世界各国では粉にしてからパン状に焼いて食べる地域のほうが多いようです。初秋を告げる季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~トウモロコシ

西東 三鬼(さいとう さんき、1900年(明治33年)5月15日 - 1962年(昭和37年)4月1日)は俳人。本名・斎藤敬直(さいとう けいちょく)。

出典:wikipedia~西東 三鬼

コメント


認証コード1712

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional