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今日の歳時花~擬宝珠の花

今日の歳時花~擬宝珠の花

ギボウシ

ギボウシ(擬宝珠)は、クサスギカズラ科リュウゼツラン亜科(旧分類ではユリ科)ギボウシ属(学名: Hosta)の総称です。おはつぎぎぼうし、すじぎぼうし、おおばぎぼうし、いわぎぼうし、みずぎぼうし、たちぎぼうしなど様々な種類がありますが、おはつぎぎぼうし、すじぎぼうしが一般的です。5~6月頃、葉の間から花茎が長く伸び、ユリ形の淡紫色の花が、下から咲きのぼります。草丈は30~40cmほどで、ハート形や先の尖った楕円形の葉も美しく、観賞用にも栽培されています。「ギボウシ」は擬宝珠(ぎぼうしゅ)の転訛ですが、これはこの植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ることに由来するという説で、寺島良安により江戸時代中期に編纂された日本の百科事典である和漢三才図会に「玉簪(ぎぼうし)、葉闊円にして末尖り、橋の欄干(ぎぼうし)に似る。ゆゑに俗に呼んで岐保宇之(ぎぼうし)と名づく」とあります。またと仏壇の後ろにある炎の形をした宝珠という飾りに似ているからという説もあります。うつむいて咲く清楚な姿が控えめで上品な佳人を思わせる季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ギボウシ

秋元 不死男(あきもと ふじお、1901年11月3日 - 1977年7月25日)は俳人。前号は東 京三(ひがし きょうぞう)。別号に秋元 地平線。本名は秋元 不二雄。

出典:wikipedia~秋元 不死男

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