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今日の歳時花~朴の花

今日の歳時花~朴の花

朴の花

ホオノキ(朴の木、Magnolia obovata、シノニム:M. hypoleuca)は山野に自生する、日本特産のモクレン科の落葉高木です。大きくなる木で、樹高30m、直径1m以上になるものもあり、日本の樹木の中でも最大級です。5月頃に枝先に九弁の白い大きな花が咲きます。大きな葉に囲まれるようにして咲き、強い芳香を放ちます。大きく厚い葉も香りが良いので、古くは「万葉集」に葉を折って酒を入れて飲んだと詠まれているそうです。また、若葉におにぎりを包んだり、ちらし寿司をはさむ朴葉寿司、葉の上で薬味を混ぜた味噌を焼く香ばしい朴葉味噌などは、草木の香りを生活に生かす暮らしの知恵として今でも伝えられています。下から花は見えにくいですが、上から見下ろす位置で眺めると、清らかで豪華な季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ホオノキ

川端 茅舎(かわばた ぼうしゃ、1897年8月17日 - 1941年7月17日)は、東京都日本橋蛎殻町出身の日本の俳人、画家。日本画家である川端龍子とは異母兄弟。本名は川端信一(かわばた のぶかず)。別号、遊牧の民・俵屋春光。

高浜虚子に師事し、虚子に『花鳥諷詠真骨頂漢』とまで言わしめたホトトギス・写生派の俳人。仏教用語を駆使したり、凛然とし朗々たる独特な句風は、茅舎の句を『茅舎浄土』と呼ばしめる。

出典:wikipedia~川端 茅舎

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