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日本植物誌~イヌガヤ

日本植物誌~イヌガヤ

画像の説明
イヌガヤ(犬榧、学名:Cephalotaxus harringtonia)は、イチイ科イヌガヤ属の常緑小高木の針葉樹です。別名はヘビノキ(蛇の木)、ヘダマ(屁玉)、ヒノキダマ(檜玉)、ヘボガヤ(へぼ榧)などがあります。イヌガヤのイヌは動物の犬ではなく、ある植物が人間の生活に役に立つ植物に似ていながら、実はそれほど役に立たない別の種類の植物である時に使われる接頭語で、「にせもの」に近い意味で使われます。イヌガヤは中国東北部から朝鮮半島を経由して、日本と台湾にいたる地域に分布します。日本では岩手県以南の本州、四国、九州は屋久島を南限として自生します。イヌガヤ属はシーボルトとツッカリーニによって本書で設立された属ですが、学名のCephalotaxus harringtoniaは1839年にジェームズ・フォーブスが「ウォーブルンの松柏類」に記載された学名によります。

植物画:イヌガヤⅠ イヌガヤⅡ イヌガヤの一型 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~イヌガヤ

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