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日本植物誌~クロマツ

日本植物誌~クロマツ

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クロマツ(黒松、学名:Pinus thunbergii)はマツ科マツ属の常緑針葉樹です。日本では本州、四国、九州に分布します。シーボルトの覚書にはクロマツが日本の針葉樹の中で一番多くみられる樹木だと記しています。その理由は、汚染と塩害に強いために街路樹や防潮林に使われることから古くから植林が進み本来の植生や分布が分からなくなっていたことの他、この木には信仰の対象のような性格があり、冠婚葬祭や儀式、祭りなど様々な生活のシーンにおいて重用されてきた事があると思われます。シーボルトは、そういった民俗学的な視点からもクロマツを捉え詳細な記述を残しています。

植物画:クロマツⅠ クロマツⅡ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~クロマツ

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