ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

日本植物誌~コウヤマキ

日本植物誌~コウヤマキ

画像の説明
コウヤマキ(高野槙、高野槇、学名:Sciadopitys verticillata)は、マツ目コウヤマキ科の常緑針葉樹です。別名ホンマキ。コウヤマキ科は1属1種であり、コウヤマキのみを含みます。コウヤマキの祖先と推定される種は、今から2億年以上も前の三畳紀に出現し、かつては世界中に分布していましたが、新第三紀では北アメリカで、更新世にはヨーロッパでも滅びて、今では日本と韓国済州島にだけ残存しています。コウヤマキ属はシーボルトとツッカリーニにより本書で発表されました。世界三大造園木の1つで、木曽五木の1つでもあり、材は水に強くて朽ちにくいことから、現在でも湯船材や橋梁材として重用されています。和名は、高野山真言宗の総本山である高野山に多く生えていることに由来します。

植物画:コウヤマキ1 コウヤマキ2 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~コウヤマキ

コメント


認証コード6332

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional