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日本植物誌~ミツバウツギ

日本植物誌~ミツバウツギ

画像の説明
ミツバウツギ(三葉空木、学名:Staphylea bumalda DC.)は、ミツバウツギ科ミツバウツギ属の落葉低木です。ミツバウツギが属するミツバウツギ属は北半球に広く分布し、11種類を含みます。ヨーロッパにも1種類産し、日本全国に自生し、朝鮮半島や中国にも分布します。ミツバウツギの名はウツギに似た花と、葉が3つの小葉からなることに因みます。花は5-6月に枝先に円錐花序をなして咲きます。完全には開きませんが、花弁・がく(各5枚)とも白く、よく目立つちます。果実は偏平で先の尖った軍配のような形をしたさく果です。茎はウツギと同様に中空になります。シーボルトはミツバウツギに関して、和名の記載や覚書も記していません。この属の1種がヨーロッパに産することから、詳しい説明を省いたのでしょうか。

植物画:ミツバウツギ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~ミツバウツギ

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