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日本植物誌~ハマボウ

日本植物誌~ハマボウ

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ハマボウ(浜朴あるいは黄槿)、学名 Hibiscus hamabo は、アオイ科の落葉低木です。日本の固有種で、三浦半島以西の本州、四国、九州(奄美大島まで)分布し、内湾海岸に自生する塩生植物です。7月・8月に黄色の直径5cmほどの花を咲かせます。ハマボウはシーボルトとツッカリーニによって新種として発表されました。種小名には和名のハマボウが採用されています。この和名のハマボウの語源について「浜辺に生えるホオノキ」の意にとられ、漢字も「浜朴」と書きますが、牧野富太郎は「ホウ」の意味を不明とし、「フヨウ」の転訛ではないかとしています。牧野はまた、もう一つの漢字名「黄槿」(黄色のムクゲ)も誤用であろうとしています。

植物画:ハマボウ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~ハマボウ

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