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日本植物誌~ケンポナシ

日本植物誌~ケンポナシ

画像の説明
ケンポナシ(玄圃梨、学名: Hovenia dulcis)は、クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木です。東アジア温帯一帯に分布し、日本では北海道(奥尻島)から九州まで自生します。初夏に小さな花が集散花序になって咲きます。秋に直径数ミリの果実がつきます。この果実が熟するにしたがって、皮革質の外果皮と強靭で薄い内果皮とに分離してしまいます。また果実が熟する頃になるとその根元の枝が同じくらいの太さにふくらんで、梨のように甘くなり食べることが出来るようになります。ケンペルはこのケンポナシの芳香をベルガモットの風味に似ると記し、シーボルトはイナゴマメの風味にも似ると記しています。

植物画:ケンポナシ73 ケンポナシ74 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~ケンポナシ

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