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日本植物誌~アマチャ

日本植物誌~アマチャ

画像の説明
アマチャ(学名:Hydrangea macrophylla var. thunbergii)は、ユキノシタ科の落葉低木ガクアジサイの変種です。またその若い葉を蒸して揉み、乾燥させたもの、およびそれを煎じて作った飲料を甘茶と言います。シーボルトの覚書に「葉を乾燥させたものはお茶になるが、これは甘く心地よい風味があるところから、「天の茶」を意味するアマチャという名が付けられており、大変珍重される。ものの本によると、この名の由来は、毎年4月8日の釈迦の生誕の日に、アマチャで仏像を洗い清めるところにあるという。我々はこの植物を、栽培されているものしか見たことが無い。」とあります。こらは釈迦の生誕時に八大竜王がこれを祝って産湯に甘露を注いだという故事によるものです。

植物画:アマチャ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~アマチャ
写真:「あじさい」は毒、あじさいの変種「アマチャ」は薬

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