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今日の歳時花~黄水仙

今日の歳時花~黄水仙

画像の説明
キズイセンは南ヨーロッパ原産のヒガンバナ科の多年草です。日本には江戸時代末期に渡来しました。野生の水仙は冬季に咲きますが、黄水仙は春咲です。3,4月頃、細長い葉の間から花茎を伸ばし、その先に2,3個の花が開きます。花は六弁の黄色で芳香があり、やや横向きに咲きます。花弁の中には冠のような副冠がつき、その形は傘のようです。スイセンの中でも最も芳香が強く、鮮やかな黄色の花色、すらりとした立ち姿も好まれるゆえんです。イギリスのロマン派詩人、ワーズワースも名詩「黄水仙に献げる詩」の中で、故郷である湖水地方に一面に咲き誇る黄水仙を歌っています。大きな花が揺れて咲く様は春の到来をひときわ印象づける季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~スイセン

長谷川 零余子(はせがわ れいよし、1886年(明治19年)5月23日 - 1928年(昭和3年)7月27日)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本の俳人。群馬県出身。本名は長谷川諧三(旧姓富田)。東京大学薬学科専科を卒業。高浜虚子に師事し、「ホトトギス」の編集に従事。

出典:wikipedia~長谷川 零余子

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