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今日の歳時花~三椏の花

今日の歳時花~三椏の花

画像の説明
ミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha)は、ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。中国中南部、ヒマラヤ地方の原産で、日本には古くから伝わり、上質和紙の原料として各地で栽培されてきました。枝が必ず三つに分かれることからこの名が付いたと言われています。また、万葉集に「春さればまず三枝の幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ吾妹」と詠まれる「三枝(サキクサ)」が三椏のことではないかと言われ、サエグサ(三枝)姓の語源とも言われています。高さは2mほどになり、晩秋、落葉した後に蕾を下向きにつけ、翌年3~4月頃、葉より先に淡黄色の花が開きます。沈丁花の仲間とあって芳香がしますが、ほのかな香りです。園芸種では、オレンジ色から朱色の花を付けるものもあり、赤花三椏(あかばなみつまた)と呼ばれています。丸い玉のように枝先に集まって咲くその姿は蜂の巣がぶらさがっているようにも見え、どことなく愛らしくユーモラスな季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ミツマタ

森 澄雄(もり すみお、1919年(大正8年)2月28日 - 2010年(平成22年)8月18日)は、日本の俳人。本名、森澄夫。

出典:wikipedia~森 澄雄

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