今日の歳時花～土佐水木
2015.03.15
カテゴリ：花の歳時記
今日の歳時花～土佐水木
土佐水木は名前に土佐と冠している事から明らかなように、高知県土佐の山地に自生します。水木とつきますが、ミズキ科ではなくマンサク科の落葉低木です。もともと野生ですが、庭、公園、庭園などにもよく植えられます。高さは2mほどになり、葉が出る前に淡黄色の花が7、8つ穂になって垂れ下がります。下向きに咲いた花からは甘い香りが漂います。愛くるしいその姿は春の山野の楽しい景物となる季語の花です。
参考資料：新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia～マンサク科
古賀 まり子（こが まりこ、1924年4月9日 - 2014年2月14日）は、日本の俳人。神奈川県横浜市生まれ。学生時代の1934年、療養中に俳句をはじめ、水原秋櫻子に師事。「馬酔木」同人を経て、1984年堀口星眠の「橡」創刊同人。句集に『洗禮』『降誕祭』『緑の野』『竪琴』『野紺菊『名残雪』『暁雲』『源流』など。
