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今日の歳時花~諸葛菜

今日の歳時花~諸葛菜

画像の説明
諸葛菜は別名オオアラセイトウ (大紫羅欄花、Orychophragmus violaceus) はと呼ばれる、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草です。ハナダイコン(花大根)(カブ)とも呼ばれることがありますが、この名前は大根の花に似た紫色の四弁花をつける事から発しています。俳句では大根の花を花大根と詠むので注意が必要です。原産地は中国で日本には江戸時代に輸入されて花壇で栽培されたものが野生化して現在ではいたるところで見られます。「三国志」で有名な蜀の宰相、諸葛孔明がその栽培を奨励したところからこの名がついたと言われています。若い葉は食べられるため、中国北部では野菜として栽培され、種子からはアブラナと同様に油を採取することもあることから、彼がたどった行軍の先々には紫色の花が一面に咲き、兵糧として栽培されたと言います。歴史に思いを馳せる季語の花です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~オオアラセイトウ

水原 秋桜子(みずはら しゅうおうし、1892年(明治25年)10月9日 - 1981年(昭和56年)7月17日)は、日本の俳人、医師・医学博士。秋櫻子とも表記する。本名は水原豊(みずはら ゆたか)。松根東洋城、ついで高浜虚子に師事。短歌に学んだ明朗で叙情的な句風で「ホトトギス」に新風を吹き込んだが、「客観写生」の理念に飽き足らなくなり同誌を離反、俳壇に反ホトトギスを旗印とする新興俳句運動が起こるきっかけを作った。「馬酔木」主宰。別号に喜雨亭。

出典:wikipedia~水原 秋桜子

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