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今日の歳時花~防風

今日の歳時花~防風

画像の説明
防風とはハマボウフウ(浜防風、学名:Glehnia littoralis)のことで、被子植物のセリ科ハマボウフウ属の一種です。海岸の砂地に自生する海岸性の多年草で、砂の中に深く根をおろし、浜辺の砂が風で飛び散るのを防ぐことから、その名が付いたと言われています。春先、厚くて光沢のある薄緑色の葉が砂に張り付くように出てきます。掘ってみると、白く長い茎、紫紅色の葉柄、黄色い若芽を見る事が出来ます。特に若芽は芳潔にして味辛く甘くして美しいとも、口に爽やかとも言われ、和え物や酢の物として古くから食用されています。かつては各地の海岸で知られてましたが、海岸線が開発されて分布できなくなった、食用・薬用として採取し尽された、などの理由から近年自生地が著しく減少しています。冷たい浜風が吹く早春の砂浜でじっと春を待つ季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ハマボウフウ

松本 たかし(まつもと たかし、1906年(明治39年)1月5日 - 1956年(昭和31年)5月11日)は、日本の俳人。本名は孝と書く。1922年(大正11年)、句作を始め、高浜虚子に師事。虚子門下では、川端茅舎、中村草田男、芝不器男に並び称された。平明な言葉で、気品に富む美しい句を残した。

出典:wikipedia~松本 たかし

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