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今日の歳時花~海苔

今日の歳時花~海苔

画像の説明
海苔は紅藻類、緑藻類など、海中の岩石などについて育つ苔状の海藻類の総称で、一般には浅草海苔として知られる食用紅藻類の甘海苔を板海苔に成形したものを指します。海に粗朶(篊)を立て、海苔の胞子をつけて生長させます。海苔船(ベカ舟)を粗朶(篊)の間に入れ、篊につく海苔を採ります。とった海苔は海水、淡水で洗い、細かく刻み、淡水で薄め、海苔簀に流し込み、干場で裏表をよく乾かして取ります。この作業は12月から3月末頃に行われ、寒海苔、春海苔、新海苔がとれます。特に厳寒期に採れたものが良質と言われますが、早春に採ったものも色つやもよく香りもよいです。東京湾の品川、大森、穴守、木更津または和歌の浦、有明湾などが有名な海苔の産地でしたが、埋め立てや水質の悪化などで次々に不適当になり、海苔採の情景も今では昔語りにかわってしまった季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~海苔

瀧井 孝作(たきい こうさく、1894年(明治27年)4月4日 - 1984年(昭和59年)11月21日)は、日本の小説家、俳人。俳句を河東碧梧桐に師事し、小説を芥川龍之介、志賀直哉に兄事した。文化功労者。

出典:wikipedia~瀧井 孝作

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