今日の歳時花~椿
2015.02.15
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~椿
ツバキ(椿、海柘榴)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。元々日本に自生していたのはヤブツバキ(藪椿、学名: Camellia japonica)で、学名が示すとおり日本を代表する花です。木扁に春と書くように「椿」は春のことぶれの花を意味する国字ですが、山茶(ツバキ)と書くのが正しいそうです。椿には多くの品種があり、花は小さくても4センチ、大きいもので10センチほどで、一重咲き、八重咲きがあり、紅、白、絞りなどの花色も豊富です。花全体がぽとりと落ちるので首が落ちると嫌われますが、これを「落椿」と言い、地面に落ちているさまや落ちる音も椿ならではの情緒を詠みます。春の陽光を浴び、瑞々しく光る深い緑の葉の間からのぞく艶やかな姿が印象的な季語の花です。
参考資料:平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ツバキ
河東碧梧桐(かわひがし へきごとう、1873年(明治6年)2月26日 - 1937年(昭和12年)2月1日)は、日本の俳人・随筆家。本名は秉五郎(へいごろう)。