ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

今日の歳時花~冬菊、寒菊

今日の歳時花~冬菊、寒菊

画像の説明
菊の盛りは秋ですが、冬に咲く菊、咲き残る菊を総称して「冬菊」と言います。花は小さく、色は黄色、白、紅などで「霜見草」「雪見草」「のこり草」などとも呼ばれます。同じ頃に咲く「寒菊」はもともと日本に野生しているシマカングク(アブラギク)キク科の多年草を改良した、黄色や濃紅色の小花を咲かせる園芸種を指します。江戸時代の俳諧集「滑稽雑談」に「寒菊、花も葉も常の菊より細かなり。十月の黄花を開きて、臘月に至る。花なき時開くゆゑ、賞するにたへたり。京都は寒きゆゑ、その葉紅葉して、見るにたへたり」とあります。花の少ない時期に咲く希少さゆえ愛でられてきました。厳しい寒さに耐え抜いて咲くキッパリとした潔さが美しい季語の花です。

参考資料:平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~Chrysanthemum indicum(シマカンギク)

水原 秋桜子(みずはら しゅうおうし、1892年(明治25年)10月9日 - 1981年(昭和56年)7月17日)は、日本の俳人、医学博士。水原秋櫻子とも表記する。本名は水原豊(みずはら ゆたか)。別号喜雨亭。

出典:wikipedia~水原 秋桜子

コメント

  • このコメントは管理者による承認待ちです。



認証コード8982

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional