今日の歳時花～寒牡丹、冬牡丹
2015.01.09
カテゴリ：花の歳時記
今日の歳時花～寒牡丹、冬牡丹
ボタン（牡丹、学名：Paeonia suffruticosa）は、ボタン科ボタン属の落葉小低木のことです。 別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草（廿日草）」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数あります。園芸品種も豊富で4月から5月に開花する一般的な春牡丹の他に、春と秋に花をつける二季咲きの変種である寒牡丹は、通常春にできる蕾は摘み取り、秋にできる蕾のみを残し10月下旬から1月に開花させます。また春牡丹と同じ品種を1-2月に開花するよう、特に手間をかけて調整した冬牡丹は寒牡丹と混同されることが多いですが、これは放置すると春咲きに戻ってしまいます。淡い冬の日差しを追うように藁囲いの下から顔をのぞかせた牡丹には冬ならではの趣がある季語の花です。
参考資料：新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia～ボタン
山口 青邨（やまぐち せいそん、1892年5月10日 - 1988年12月15日）は、日本の俳人、鉱山学者。東京大学名誉教授。工学博士。本名は山口 吉朗（ - きちろう）、初号は泥邨。
