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今日の歳時花~竜の玉

今日の歳時花~竜の玉

リュウノタマ

ジャノヒゲ(蛇の髭、学名: Ophiopogon japonicus)は、クサスギカズラ科ジャノヒゲ属の常緑多年草で、リュウノヒゲ(竜の髯)ともいいます。初夏に糸状の葉の間から花茎をのばし、紫白色の小さな花を咲かせます。晩秋から冬にかけて、実をつけ、この実が熟すとあでやかな瑠璃色になります。その実を「竜の玉」と言いますが、本来これはあやまりで、竜の玉はなす科の玉珊瑚のことをいうのが正しいようです。また和名の由来は葉状から、ジャノヒゲ(蛇の鬚)またはリュウノヒゲ(龍の鬚)になったと言われますが、実はジョウノヒゲが転訛して、ジャノヒゲになったと考えられています。ジョウノヒゲとは、「尉(じょう)の鬚」の意であり、能面で老人の面を「尉(じょう)」といい、この葉の様子をその面の鬚(あごひげ)に見立てたようです。一年中、青々とした葉を保ち、踏まれても強く、日陰でもよく育つことからグランドカバーとしてよく植えられています。草間にきらめく宝石のような碧色が印象的な季語の植物です。

参考資料:平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ジャノヒゲ

高浜 虚子(たかはま きょし、旧字体:高濱 虛子、1874年(明治7年)2月22日 - 1959年(昭和34年)4月8日)は明治・昭和期の俳人・小説家。本名は高浜 清(たかはま きよし、旧字体:高濱 淸)。ホトトギスの理念となる「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱したことでも知られる。

出典:wikipedia~高浜 虚子

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