今日の歳時花～万両
2014.12.18
カテゴリ：花の歳時記
今日の歳時花～万両
マンリョウ（万両、学名: Ardisia crenata）は、サクラソウ科（またはヤブコウジ科）ヤブコウジ属の常緑小低木です。センリョウ（千両）に勝るとのことで万両の名がつきました。正月飾りの縁起物として用いられます。東アジア〜インドの温暖な場所に広く分布し、日本では、関東地方以西～四国・九州・沖縄に自生するほか、冬に熟する果実が美しいことから庭木などとしても植えられています。葉は縁が波打ち、互生し、花は白色で、7月頃に咲き、小枝の先に散形花序をなします。果実は液果で、10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られます。いわゆる古典園芸植物のひとつで、江戸時代には葉が縮れたりした変異個体が選抜されて、多様な品種群が栽培されました。栽培品種には白色の実をつける白実万両や黄色の実をつける黄実万両などがあります。赤い実の美しさが冬の庭をゆたかにする季語の植物です。
参考資料：平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia～マンリョウ
加賀千代女（かが の ちよじょ、1703年（元禄16年） - 1775年10月2日（安永4年9月8日））は、俳人。号は草風、法名は素園。千代、千代尼などとも呼ばれる。
