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今日の歳時花~千両

今日の歳時花~千両

センリョウ

センリョウ(仙蓼/千両、Sarcandra glabra(Thunb.) Nakai)はセンリョウ科の常緑小低木です。東アジア~インドに分布し、日本では南関東・東海地方~九州・沖縄までの比較的暖かい常緑樹林下に自生しています。和名の「千両」は古くは「仙蓼」でしたが、江戸時代初期にヤブコウジ科の唐橘の別名「百両」に対して、それより勝るという意味で「千両」と付けられたと言います。高さは50~100cm。葉は対生。花は黄緑色で7~8月頃に咲き、茎の先に穂状花序をつくります。果実は液果で10月頃から赤く熟し、翌年2月頃まで見られることから正月飾りの切り花として利用されます。
「滑稽雑談」に、「園史に云、珊瑚(せんりょう)、葉は山茶のごとく小さし。夏白花を生じ、秋紅実を結び、珊瑚(さんご)のごとく纍々」とあり「草珊瑚」の別名もあります。まさに珊瑚色したつややかな赤き実が寒空に映える季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~センリョウ

石田 波郷(いしだ はきょう、1913年(大正2年)3月18日 - 1969年(昭和44年)11月21日)は、昭和期の俳人。本名は哲大(てつお)。正岡子規、高浜虚子を生んだ近代俳句発祥の地、愛媛県温泉郡垣生村(はぶむら)(現・松山市西垣生)に生まれた。明治大学文芸科中退。戦後の俳壇を先導し、俳句文学に大きな功績を残した。

出典:wikipedia~石田 波郷

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