今日の歳時花~枇杷の花
2014.12.15
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~枇杷の花
ビワ(枇杷、学名: Eriobotrya japonica)は、バラ科の常緑高木およびその果実の事で、中国南西部原産です。日本には古代に渡来したと考えられています。初冬、枝先に三角形総状の花序の花を咲かせます。花は白く良い香りがします。果実は初夏に熟します。江戸中期の俳諧集「滑稽雑談」に、「枇杷の木、高さ丈余、肥枝長葉、大いさ驢の耳のごとし。背に黄毛あり。陰密婆裟として愛すべし。四時凋れず。盛冬、白花開き、三四に至りて実をなす」とあります。冬に咲く珍しい花のひとつです。寒さに耐え抜く潔ささえ感じる季語の花です。
参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ビワ
高浜 虚子(たかはま きょし、旧字体:高濱 虛子、1874年(明治7年)2月22日 - 1959年(昭和34年)4月8日)は明治・昭和期の俳人・小説家。本名は高浜 清(たかはま きよし、旧字体:高濱 淸)。ホトトギスの理念となる「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱したことでも知られる。