今日の歳時花～冬柏
2014.12.07
カテゴリ：花の歳時記
今日の歳時花～冬柏
カシワ（柏、槲、学名Quercus dentata）は、ブナ目ブナ科の落葉中高木です。北海道から九州までの温帯から暖帯にかけて生育します。痩せた乾燥地でも生育することから、火山地帯や海岸などに群落が見られることが多いです。葉は大きく、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴です。ドングリはクヌギに似て丸く、殻斗は先がとがって反り返る包が密生しています。秋に枯れた葉が春までついたまま、新芽が出るまでは落葉しないことから「代が途切れない」縁起物として、端午の節句に柏餅を包むために使われます。北海道では、唐松とともに防風林として植えられ、残る枯れ葉は強風を防ぐのにも役立っています。寒風にさらされカサカサと鳴る葉擦れの音が印象深い季語の樹木です。
参考資料：美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia～カシワ
青柳 志解樹（あおやぎ しげき、1929年 - ）は、俳人。本名・茂樹。長野県南佐久郡穂積村に生れる。1953年、林邦彦を知り、加藤楸邨の「寒雷」に投句。また同郷の相馬遷子の影響を受ける。1957年「鹿火屋」に入会、原コウ子に師事。
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