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今日の歳時花~木の葉

今日の歳時花~木の葉

木の葉

霜や風で落ちてしまった木の葉やまさに落ちる時期になった木の葉、散っている宙の木の葉など、似た季語の「落葉」よりも広い意味で使われます。「万葉集」「古今集」の頃には「紅葉散る」のような意味を「新古今集」以降は上記のようにいろいろの木の葉を詠うようになりました。江戸時代の俳諧歳時記「改正月令博物筌」には「木の葉は、続けやうにて木にある葉をもいへど、それは和歌などにていふことなり。俳の季に出だすものは、散り落ちたる木々の葉をいふなるべし」とありますが、今はもっと広く使われています。降り落ちる木の葉の音を「木の葉の雨」「木の葉の時雨」など、雨にたとえた表現もあります。哀愁漂う風情を感じる季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修

加藤 楸邨(かとう しゅうそん、1905年(明治38年)5月26日 - 1993年(平成5年)7月3日)は日本の俳人、国文学者。本名は加藤健雄。妻は俳人の加藤知世子。

出典:wikipedia~加藤 楸邨

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