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今日の歳時花~藤の実

今日の歳時花~藤の実

藤の実

フジ(藤、学名: Wisteria floribunda)は、マメ科フジ属のつる性落葉木本のことでノダフジ(野田藤)とも呼ばれます。晩春、薄紫色の花房を垂らして優美な姿をみせた藤も、花が散ったあと秋になると10cmから15cmの長さの莢果を垂らします。インゲン豆の莢のようなマメ科特有の豆莢です。灰緑色の莢は晩秋になるほどに熟していき、やがて枯れると大きな音をたてて堅い莢が割れ、種子が飛び出します。丸くて扁平な碁石のような褐色の種子は江戸時代には貴重な食料として重宝されました。花後、剪定すると実がつかないため、観賞用としての栽培が主な最近では実をみることは希少となっています。春に咲いた花同様、長く垂れた姿がユニークな季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~フジ

富田 木歩(とみた もっぽ、1897年4月14日 - 1923年9月1日)は俳人。本名は一(はじめ)。東京市本所区新小梅町(現在の東京都墨田区向島一丁目)生まれ。最初の俳号は吟波、後に木歩と号す。誕生の翌年、高熱のため両足が麻痺し生涯歩行不能となる。俳号の木歩は、彼が歩きたい一心で自分で作った木の足に依る。富田木歩は歩行不能、肺結核、貧困、無学歴の四重苦に耐えて句作に励み、「大正俳壇の啄木」と言われ将来を嘱望されるが、関東大震災で焼死した。26歳の生涯であった。

出典:wikipedia~富田 木歩

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