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今日の歳時花~糸瓜

今日の歳時花~糸瓜

ヘチマ

ヘチマ(糸瓜、天糸瓜、学名:Luffa cylindrica (L.) Roem.、シノニムLuffa aegyptica Mill.)はインド原産のウリ科の一年草。また、その果実のことです。日本には江戸時代に渡来したといわれています。本来の名前は果実から繊維が得られることからついた糸瓜(いとうり)で、これが後に「とうり」と転じました。「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから「へち間」の意で「へちま」と呼ばれるようになったと言われてます。棚を作ってそこに植え、這わせて栽培します。初秋に実が垂れ下がり、実は深い緑色で円柱形、長さは30cmから60cm、長い種類のものでは1mをこえます。若いうちはほろ苦い風味があり食用にになります。成熟したものは、水に漬けて繊維だけとり、垢すり、たわしに用います。茎の切り口から出る水をとったのがヘチマ水で、化粧水にし、また咳止めに用います。古来より私たちの生活に親しまれてきましたが、近年ではあまり身の回りで見かけなくなりました。郷愁を誘う季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ヘチマ

及川 貞(おいかわ てい、1899年(明治32年)5月30日 - 1993年(昭和61年)11月13日)は日本の女流俳人。日常身辺のできごとをありのまま素直に綴った、飾り気のない平易な表現で知られる。

出典:wikipedia~及川 貞

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