今日の歳時花~萩
2014.09.07
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~萩
ハギ(萩 Lespedeza)とは、マメ科ハギ属の総称です。秋の七草の筆頭になる花で、萩の字のとおり秋を代表する花です。「はぎ」の名は早く黄ばんでしまうからとも、「生え芽=はえぎ」、つまり古い株から新芽が萌えるからとも言われています。花期は7月から10月に蝶形の花をつけます。種類にもよりますが、日本のほぼ全域に分布しています。「万葉集」の中で最も多く詠まれている花です。万葉の頃から、意匠として鹿と萩、風物詩として萩の花見、萩の花で着物を染めたり、花簪にするなど多彩な萩文化が受け継がれてきました。楚々とした萩は花の色、風に枝が波立ち揺れる風情、しおれやすさ、散りゆくもののあはれ、その全てが優美な季語の花です。
参考資料:平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ハギ
松尾 芭蕉(まつお ばしょう、寛永21年(1644年) - 元禄7年10月12日(1694年11月28日))は、江戸時代前期の俳諧師。蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風を確立し、後世では俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人である。