今日の歳時花~釣船草
2014.08.30
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~釣船草
ツリフネソウ(釣船草、吊舟草、学名: Impatiens textori)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草で、ムラサキツリフネ(紫釣船)とも呼ばれます。東アジア(日本、朝鮮半島、中国、ロシア東南部)に分布します。日本では北海道・本州・四国・九州の低山から山地にかけて分布し、水辺などのやや湿った薄暗い場所に自生します。キツリフネとともに群生していることも多いく、日本には同属では、ハガクレツリフネも生育しています。花の形が帆掛け船を釣り下げたように見えることが、名前の由来です。草丈は、40-80 cmほどに生長します。葉は鋸歯(縁がギザギザになる)で、楕円形から広披針形、キツリフネより広披針形に近い傾向があります。8月から10月頃に群れをなして咲きます。種子が熟するとホウセンカのように弾けて飛び散ります。晩夏から初秋を彩るたおやかな季語の花です。
参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ツリフネソウ
森田 峠(もりた とうげ、1924年10月16日 - 2013年6月6日)は、俳人。本名・康秀。大阪府生。国学院大学国文科卒。1942年より作句し「ホトトギス」に投句。高濱虚子に師事し、虚子より「峠」の俳号を貰う。