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今日の歳時花~鳳仙花

今日の歳時花~鳳仙花

ホウセンカ

ホウセンカ(鳳仙花、学名:Impatiens balsamina)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。東南アジア原産で、日本には室町時代に渡来しました。高さ60cmほどになり、葉は長卵形で対生ののちに互生します。縁には鋸歯があり、この葉の根元に花が二、三個かたまって咲きます。花梗があり下向きに咲き、白、黄、赤、絞りなどがあります。蒴果を結び、熟すると縦にくるりと裂け、褐色の種を飛ばします。別名として呼ばれる「妻紅」「爪紅」は女の子がこの赤い花の汁で爪を染めたことに由来します。鳳仙花の名の由来は鳳凰が羽ばたく姿と仙人に由来した中国名を訓読したことによります。育てやすい鳳仙花は、園芸植物として人気があり、日当たりのよい花壇や鉢植えとして親しまれている季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ホウセンカ

西島 麦南 俳人。本名九州男。明治28年熊本生。武者小路実篤の「新しき村」に賛同、大正11年まで村の建設に従う。戦後は岩波書店勤務。俳句は飯田蛇笏に師事。『キラゝ』に投句、のち『雲母』同人。現代俳句協会会員。著書に『金剛纂』『人音』がある。昭和56年(1981)歿、86才。

出典:weblio~西島 麦南

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