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今日の歳時花~露草

今日の歳時花~露草

ツユクサ

ツユクサ(露草、学名: Commelina communis)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物で、日本全国の畑の隅や道端に自生しています。高さは15~50cmで直立することはなく、茎は地面を這います。6 - 9月にかけて1.5 - 2cmほどの青い花をつけます。花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいですが、下部の1枚は白くて小さく目立ちません。雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っています。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまいます。露草というのは露のおりている間に咲く花だからといい、露をふくむ花だからとも言われています。古名の「つきくさ」は花弁の青い色素がすぐにでて、衣に染まりやすいからだといい、また月の光をあびて咲くからとも言います。万葉集では、月草で染めた着物はすぐに色褪せてしまうことから、心の移ろいやはかなさを意味します。瑠璃色の花色が緑の葉に映える、愛らしい季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ツユクサ

富安 風生(とみやす ふうせい、1885年(明治18年)4月16日 - 1979年(昭和54年)2月22日)は、日本の官僚、俳人。本名は謙次。

出典:wikipedia~富安 風生

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