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今日の歳時花~朝顔

今日の歳時花~朝顔

アサガオ

アサガオ(朝顔、学名: Ipomoea nil、英: Morning glory)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。花は漏斗状で、様々な色があり、朝開き、昼しぼむため、朝顔と言います。葉は3裂し、対生しています。茎は左巻きでものに巻き付き、2mにも達します。日本には千年以上も前に薬草として渡来しました。鎌倉時代以降から観賞用として栽培されるようになり、江戸時代に最も盛んになり、愛好家が品種改良した「変形朝顔」は千種類以上あったと言われています。特に「出物」と呼ばれた一代限りの変形朝顔の黒や黄色の花は、現在では幻になっています。万葉集の巻八に出て山上憶良が秋の七種(ななくさ)を詠んだ歌に、「秋の野に咲きたる花を指び折り、かき数ふれば七種の花」、「はぎの花を花葛花撫子の花、をみなえし又藤袴朝顔の花」とあり、この「朝顔」は桔梗を指すことから、「朝顔」は伝統的に秋の季語になっていますが、朝顔と桔梗が区別されて詠まれている現代では夏の季語に入れている歳時記もあります。古来より、おとろえやすきもののはかなき美を託されてきた季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~アサガオ

石田 波郷(いしだ はきょう、1913年(大正2年)3月18日 - 1969年(昭和44年)11月21日)は、昭和期の俳人。本名哲大(てつお)。正岡子規、高浜虚子を生んだ近代俳句発祥の地、愛媛県温泉郡垣生村(はぶむら)(現・松山市西垣生)に生まれた。明治大学文芸科中退。戦後の俳壇を先導し、俳句文学に大きな功績を残した。

出典:wikipedia~石田 波郷

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