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今日の歳時花~夕顔

今日の歳時花~夕顔

ユウガオ

ユウガオ(夕顔、学名:Lagenaria siceraria var. hispida)は、ウリ科の植物で、蔓性一年草です。原産は北アフリカと熱帯アジアで、日本には平安時代に中国を経由して渡来しました。夏の夕方に開いた白い花が翌日の午前中にしぼんでしまうことからアサガオ・ヒルガオ・ヨルガオに対して命名された名ですが、アサガオ・ヒルガオ・ヨルガオはいずれもヒルガオ科の植物で、直接の類縁関係はありません。ヨルガオがユウガオと呼ばれる事もあります。大きな果実を実らせることが特徴ですが、同じく大きな実を実らせるウリ科の植物にヒョウタンとは同一種で、ヒョウタンがインドに伝わって栽培されるうち、苦味の少ない品種が食用のものとして分化、選別されたと考えられています。日本では干瓢が作られます。庶民的な花ですが、源氏物語に詠まれたことから、美しい女性、美人薄命を象徴する花となりました。夕暮れに浮かぶ白い花に夢幻的な雰囲気漂う、季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ユウガオ

杉田久女(すぎた ひさじょ、明治23年(1890年)5月30日 - 昭和21年(1946年)1月21日)は明治~昭和期の俳人。本名は杉田久(すぎた ひさ)。

出典:wikipedia~杉田 久女

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