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今日の歳時花~サルビア

今日の歳時花~サルビア

サルビア

サルビア・スプレンデンス (Salvia splendens) はシソ科アキギリ属に属するブラジル原産の多年草で、明治時代に渡来しました。一般にサルビアと呼ばれています。標準和名としてはヒゴロモソウ(緋衣草)がありますが、サルビアの名の方が一般的でしょう。「サルビア」の名は、薬用になる植物であることからラテン語の治療、健康という言葉から付けられました。本来は草丈1mに達する多年草ですが、現在日本で栽培されているものは、ほとんどが矮性種で、30~50cmくらいです。不耐寒性のため、園芸植物としては春播きの一年草として扱われています。葉は対生し、長さ7cm幅5cmで鋸歯があります。花は赤色であり茎の先端に穂になり、筒状の萼から、長い花筒をもつ、唇花が出ます。この唇花につく蜜は美味なことから、蜂蜜として利用されています。花期は夏から秋ですが、鮮やかな緋色に咲いた穂状の花が、まさに燃え立つ焔のような季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~サルビア

堀口 星眠(ほりぐち せいみん、1923年3月13日 - )は、俳人。本名・慶次。群馬県生。東京大学在学中より水原秋櫻子に師事し、1952年「馬酔木」同人。1958年馬酔木賞。1976年句集『営巣期』で第16回俳人協会賞。自然を清新な感覚で詠み大島民郎、相馬遷子などともに馬酔木高原派と呼ばれた。

出典:wikipedia~堀口 星眠

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