今日の歳時花~百日草
今日の歳時花~百日草
ヒャクニチソウソウ(百日草、学名:Zinnia)は、キク科の一年草で、学名よりジニアとも呼ばれます。百日草という和名の由来は、花期が7月から9月の長期間にわたり、霜の降る頃まで咲くということから付きました。茎が直立し、枝を分け、その上に頭状花をつかめす。メキシコの高原が原産で、1769年にスペインのマドリードのマドリード植物園にもたらされたのがヨーロッパでの最初の紹介でした。この時には淡紫の一重咲きの花がつき、その後1829年に赤が、1832年に白が開花しました。八重咲きはフランスで作り出され、一代交配種が作られたのは1963年にアメリカで作られた品種「ファイアー・クラッカー」が最初です。その後品種改良が進み、ダリア咲き、小さいな球状のポンポン咲き、花弁の先が内側に曲がったカクタス咲き、花弁が10cmを超える大輪など豊富です。育てやすい花なので花壇、鉢植えとして植えられるほか、切り花として栽培されています。夏の陽射しがふさわしい、季語の花です。
参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ヒャクニチソウ
富安 風生(とみやす ふうせい、1885年(明治18年)4月16日 - 1979年(昭和54年)2月22日)は、日本の官僚、俳人。本名は謙次。
俳句をはじめたのは遅く、1918年、34歳のとき福岡貯金支局に支局長として赴任した時期に吉岡禅寺洞の手引きを受けたことに始まる。翌年より高浜虚子に師事し、「ホトトギス」同人、また東大俳句会に参加した。「破魔弓」が1928年(昭和3年)7月号から改題により「馬酔木」となった際には、水原秋桜子らとともに同人のひとりであった。