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今日の歳時花~月見草

今日の歳時花~月見草

ツキミソウ

ツキミソウ(月見草、Oenothera tetraptera、つきみぐさ)は、アカバナ科マツヨイグサ属に属する多年草です。メキシコ原産で、江戸時代末期に渡来しましたが、日本の気候には長く根付くことが出来ず、昭和の初期には希少と言われていました。白い四弁花で、咲き始めは白ですが、しぼむ頃には淡いピンク色になります。茎は60cmほどになり、葉は卵形で、薄い緑色です。花は夕方開き、翌朝にはつぼんでしまうので、この名がつきました。一方、黄色の花を咲かせる待宵草、大待宵草も月見草と同じアカバナ科で、その咲き方が同じことから月見草と呼ばれ混同されています。太宰治著『富嶽百景』にあらわれる月見草は、実際はマツヨイグサであったとされているように、俳句に詠まれている月見草も待宵草、大待宵草であることが多いようです。日暮れの頃から咲き始め、翌朝にはしぼんでしまうという、夜咲きの様子を、人知れず月を仰ぎ見ている風情に見立てた季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ツキミソウ

川端 茅舎(かわばた ぼうしゃ、1897年8月17日 - 1941年7月17日)は、東京都日本橋蛎殻町出身の日本の俳人、画家。日本画家である川端龍子とは異母兄弟。本名は川端信一(かわばた のぶかず)。別号、遊牧の民・俵屋春光。高浜虚子に師事し、虚子に『花鳥諷詠真骨頂漢』とまで言わしめたホトトギス・写生派の俳人。仏教用語を駆使したり、凛然とし朗々たる独特な句風は、茅舎の句を『茅舎浄土』と呼ばしめる。

出典:wikipedia~川端 茅舎

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