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今日の歳時花~えごの花

今日の歳時花~えごの花

エゴノキ

エゴノキ(Styrax japonica)とはエゴノキ科の落葉小高木のことで、北海道から九州・沖縄まで、日本全国各地の山野に多く見られます。高さは10mほどになり、葉は両端のとがった楕円形で互生します。花期は5月~6月頃で、枝先に総状花穂に白い五弁の合弁花をたくさんつけます。花梗が長く美しく、芳香があります。花の後に灰白色で卵形の実がつき、やがて茶色の堅い種子が現れますが、「えご」というのはこの果皮が「えごい(えぐい)」からで、のどを刺激しますが、これは有毒なサポニンを含むためで、昔は果皮を洗濯につかったり、しぼり汁を渓流に流して魚を捕えたりしました。また、材は緻密で粘り気があることから、建築材、くし、将棋の駒などに加工されたり、和傘のろくろにすることからろくろぎとも呼ばれます。生活に身近な季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~エゴノキ

山口 青邨(やまぐち せいそん、1892年5月10日 - 1988年12月15日)は、日本の俳人、鉱山学者。東京大学名誉教授。工学博士。本名は山口 吉朗( - きちろう)、初号は泥邨。

出典:wikipedia~山口 青邨

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