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今日の歳時花~青梅

今日の歳時花~青梅

青梅

ウメ(梅、学名:Prunus mume、英:Japanese apricot)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のことです。梅の実は熟すると黄色になりますが、まだ熟する前の青い実を「青梅」と呼びます。青梅が目立つのは初夏の頃で、葉の茂みの中に大きくなった青梅がはっきりと見てとれるようになります。青梅は大変酸味が強いものですが、それもまた魅力のひとつになっています。収穫した青梅で作る梅干しは、三日三晩の土用干しなど手間のかかる手仕事として受け継がれている日本を代表する食文化の一つです。また、砂糖で煮て梅煮としたり、焼酎で漬け込んだ梅酒は夏の暑気払いに欠かせない飲み物です。陰暦の五月雨に時期に、梅の実がなることからこの頃の雨を梅雨と言います。葉影に実った、青々とした梅の実は、木にあっても瑞々しく、梢を渡る風がすがすがしい季語の植物です。

参考資料:平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ウメ

長谷川 春草
1889-1934 大正-昭和時代前期の俳人。
明治22年8月19日生まれ。渡辺水巴(すいは)にまなぶ。俳書堂にはいり,「俳諧(はいかい)雑誌」の編集にたずさわる。のち春灯派の俳人である妻湖代(こよ)と東京銀座で料亭「はせ川」を経営した。昭和9年7月11日死去。46歳。東京出身。本名は金太郎。通称は金之助。句集に「春草句帖(くちょう)」など。

出典:kotobank~長谷川 春草

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