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今日の歳時花~杜鵑花

今日の歳時花~杜鵑花

サツキ

サツキ(皐月、学名 Rhododendron indicum)はツツジ科の植物で、山奥の岩肌などに自生すします。庭に植えられることも多いですが、盆栽になっている事が多いです。杜鵑(ホトトギス)の鳴く頃に咲くので、「杜鵑花(サツキ)」と書きますが、正式な和名は、サツキツツジ(皐月躑躅、五月躑躅)です。他のツツジに比べ一ヶ月程度遅く、旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われています。90cm前後の高さで、葉が枝端にあつまり、枝とともに毛をもちます。6月頃、紅紫色の先が5つに分かれた漏斗状の花を咲かせます。正面に紅紫色の斑点をもちます。樹形を整えやすく、花が美しく見える形にすることができ、白、咲き分けなどを利用して盆栽仕立てが盛んです。関西より西の渓流の切り立った岩上などに自生することから、ツツジ類としては葉が固くて小さく、茎には這う性質が強い。これは増水時に水をかぶっても引っかからないような低い姿勢で生育していたものと思われ、いわゆる渓流植物の特徴を備えています。険しい自然の中に咲く紅紫色の花が鮮やかな印象の季語の花です。

参考資料:平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~サツキ

杉田久女(すぎた ひさじょ、明治23年(1890年)5月30日 - 昭和21年(1946年)1月21日)は明治~昭和期の俳人。本名は杉田久(すぎた ひさ)。

出典:wikipedia~杉田 久女

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