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今日の歳時花~水芭蕉

今日の歳時花~水芭蕉

ミズバショウ

ミズバショウ(水芭蕉、学名: Lysichiton camtschatcense Schott)は、サトイモ科ミズバショウ属の多年草です。シベリア東部、サハリン、千島列島、カムチャッカ半島と日本の北海道と本州中部より北の高地の湿原、水辺に自生します。発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開きます。これが花に見えますが、仏炎苞は葉の変形したものです。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)ですが、花よりも純白の帆のような仏炎苞がとても美しく、私たちの目を楽しませてくれます。開花時期は低地では4月から5月、高地では融雪後の5月から7月にかけてです。「夏の思い出」で愛唱される尾瀬沼のミズバショウが咲くのは5月末頃ですが、これは尾瀬の季節でいうと春先にあたります。花のあと、仏炎苞は茶色になってしぼんでしまいますが、かわりに葉が大きな楕円形になって繁茂し、1mを超えることもあります。その様子が芭蕉の葉を連想させることから水芭蕉と呼ばれるようになりました。仏炎苞の白い輝きが夏のまぶしさを思わせる季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ミズバショウ

飯田 蛇笏(いいだ だこつ、1885年(明治18年)4月26日 - 1962年(昭和37年)10月3日)は、日本の俳人。本名、飯田武治(いいだ たけはる)。別号に山廬(さんろ)。

出典:wikipedia~飯田蛇笏

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