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今日の歳時花~花菖蒲

今日の歳時花~花菖蒲

ハナショウブ

ハナショウブ(花菖蒲、Iris ensata var. ensata)はアヤメ科アヤメ属の多年草で、山野の湿地に自生するノハナショウブを原種に、江戸時代初期に改良された園芸品種です。堀切花菖蒲系、熊本花菖蒲系(肥後花菖蒲)、伊勢花菖蒲の3つの系統があります。梅見、花見とならび見物が季節の行事になっており、梅雨時、各地の菖蒲園は見事に咲きそろった花菖蒲を楽しむ人で賑わいます。カキツバタやアヤメに似ていますが、花菖蒲の葉にはタテに筋が1本とおっているので区別できます。6月頃に花茎を出してアヤメ科アヤメ属の中でも、もっとも優雅で大きな花を咲かせます。外側に3弁、内側に3弁の花びらがあり、外側はおおきく垂れ、内側は小さく立っています。今では4月末頃から咲き始める早生咲きもあり、花色も微妙な紫の変化から、白や水色、黄色、絞りなど多種多彩です。単に「菖蒲」というと、端午の節句の菖蒲湯に用いる、花の目立たないショウブ科(サトイモ科)の別種の事です。古くから観賞用として親しまれた優雅で豪華な季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏 編
美しい季語の花 金子兜太 監修
wikipedia~ハナショウブ

高野 素十(たかの すじゅう、1893年3月3日 - 1976年10月4日)は、日本の俳人、医学博士。山口誓子、阿波野青畝、水原秋桜子とともに名前の頭文字を取って『ホトトギス』の四Sと称された。本名は高野与巳(よしみ)。

出典:wikipedia~高野素十

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