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今日の歳時花~枇杷

今日の歳時花~枇杷

ビワ

ビワ(枇杷、学名: Eriobotrya japonica)は、バラ科の常緑高木およびその果実です。中国南西部原産で日本には古代に持ち込まれたものと考えられています。樹高は10mもの高さになり、山野で自生したり、果樹として栽培されたりします。葉は互生し、葉柄は短く、葉の形は20cm前後の長楕円形で厚くて堅く、表面が葉脈ごとに波打ち、縁には波状の鋸歯があります。薄茶の毛で覆われた蕾は密集して、冬に白く小さな5弁の花をつけます。あまり目立ちませんが香りがよく初冬の季語にもなっています。葉には薬効があり「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれています。江戸時代には、暑気払いとして、干して煎じた葉に肉桂や甘茶を混ぜた「枇杷葉湯」を振る舞ったと言います。六月の梅雨の頃、濃緑色の大ぶりの葉のところどころになるオレンジ色の実は、豆電球が灯ったようで、明るく楽しげです。また食べるとおいしく、つややかに光る大きな種もコロコロと可愛い季語の果実です。

参考資料 新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ビワ

中村 汀女(なかむら ていじょ、1900年(明治33年)4月11日 - 1988年(昭和63年)9月20日)は、俳人。本名、破魔子(はまこ)。昭和期に活躍した代表的な女性俳人であり、 星野立子・橋本多佳子・三橋鷹女とともに4Tと呼ばれた。

出典:wikipedia~中村 汀女

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