今日の歳時花~アマリリス
今日の歳時花~アマリリス
アマリリス(Amaryllis)は、中南米、西インド諸島原産のヒガンバナ科ヒッペアストルム属 Hippeastrum の植物の総称のことで、数百種類の園芸品種が作出され、現在もその数は増え続けています。多年生球根植物で江戸時代後期に原種に近いものが渡来したと言われています。花期は夏で、3~4輪、横向きに開きます。一重咲きと八重咲きがあり、花色は赤、白、橙、絞りなど豊富です。豊かな語感の花の名ですが、一般的にいうアマリリスとはこのヒッペアストルム属 のものを指しますが、アマリリス属に属する、本来アマリリスと呼ばれるべき、南アフリカ原産の「ホンアマリリス」は1属1種しかありません。両方ともヒヒガンバナ科ではありますが、開花時の地上部に葉を展開する、しない、花茎が中空である、ない、雄蕊の先が三裂する、しない、等違いがあり、縁は遠いようですが、両者ともに、百合のような大輪の花が豪華な季語の花です。
参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~アマリリス
星野 麥丘人(ほしの ばくきゅうじん、1925年3月4日 - 2013年5月20日)は俳人。本名、星野重蔵(ほしの じゅうぞう)。東京府生まれ。1945年、昼間槐秋に俳句の手ほどきを受け、1946年「鶴」入会、石田波郷、石塚友二に師事。
出典:wikipedia~星野 麥丘人