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今日の歳時花~山法師の花

今日の歳時花~山法師の花

ヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師、山帽子、学名 Benthamidia japonica )はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木のことです。高さは5~10メートルほどで、幹は灰褐色。葉は対生し、楕円(だえん)形または卵円形で長さ4~12センチ、全縁でやや波打っています。花は初夏の頃、本州、四国、九州の山地に普通に生え、四片の白い花びらのように見えるのは苞で、中心に集まっている黄緑色の丸い部分が花穂です。和名のヤマボウシは、花を坊主頭、白い苞の部分を僧の頭巾に見立てて、比叡山延暦寺の僧の別名である「山法師」から名付けられたといわれています。晩春に咲く、ハナミズキと似ていますが、こちらはアメリカヤマボウシで近縁種です。ヤマボウシは苞の先が尖っているので見分けることができます。材は丈夫で農具や下駄に利用されました。また、大きく赤い球状の熟した実は甘く、果実酒などにして楽しまれています。花そのものは地味ですが、すっきりとすがすがしい姿の季語の花です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ヤマボウシ

森 澄雄(もり すみお、1919年(大正8年)2月28日 - 2010年(平成22年)8月18日)は、日本の俳人。本名、森澄夫。日本芸術院会員。

出典:wikipedia~森 澄雄

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