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今日の歳時花~栃の花

今日の歳時花~栃の花

栃の花

トチノキ(栃、橡、栃の木、学名:Aesculus turbinata)とは、トチノキ科(APG植物分類体系ではムクロジ科とする)トチノキ属の落葉広葉樹のことで、近縁種でヨーロッパ産のセイヨウトチノキ (Aesculus hippocastanum) が、フランス語名「マロニエ:marronnier」としてよく知られています。樹高は25m~30mにもなる大木で、5月から6月にかけて、やや紅をおびた白い花が枝先から天に向かって円錐花序になって咲きます。花からは、蜜がたくさんでるので蜜蜂が集まり、風味や香りのすぐれた蜂蜜がとれます。山に自生しますが、並木や庭木にもなります。また秋の季語である「栃の実」はデンプン質が豊富で、縄文時代から食用にされ、現在でも栃餅を作る地方があります。大木に大型の花が集まり咲く、美しく壮大な季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~トチノキ

青柳 志解樹(あおやぎ しげき、1929年 - )は、俳人。本名・茂樹。長野県佐久に生れる。1953年、林邦彦を知り、加藤楸邨の「寒雷」に投句。また同郷の相馬遷子の影響を受ける。1957年「鹿火屋」に入会、原コウ子に師事。1979年「山暦」を創刊・主宰。1992年、句集『松は松』で第32回俳人協会賞、2014年『里山』で第3回与謝蕪村賞を受賞。「自然(しぜん)即自然(じねん)」を創作理念として作句。

出典:wikipedia~青柳 志解樹

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