ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

今日の歳時花~雛罌粟

今日の歳時花~雛罌粟

ヒナゲシ

ヒナゲシ(雛芥子、雛罌粟(コクリコ)、学名:Papaver rhoeas)は、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草。グビジンソウ(虞美人草)、シャーレイポピー (Shirley poppy) とも呼ばれています。耐寒性の一年草で、草丈50cm~1m位になります。初夏に花茎をだし、先に下向きについた苞が割れると、薄紙のような繊細な4弁の花びらが、顔をあげるように真上に開きます。花の径は約5cm~7cm。葉は根生葉で、羽状の切れ込みがあり、互生します。原産地のヨーロッパではポピーと呼ばれ、日本には江戸時代に渡来しました。栽培が禁止されている、罌粟とは別種です。虞美人草の名は、中国は秦末の武将、項羽の寵姫である虞美人の墓にはえたという故事にちなんで名づけられました。少女のよう可憐な風情が愛らしい季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ヒナゲシ

阿波野青畝(あわの せいほ、1899年(明治32年)2月10日 - 1992年(平成4年)12月22日)は日本の俳人。本名は阿波野敏雄。昭和初期に、山口誓子、高野素十、水原秋桜子とともに名前の頭文字を取って『ホトトギス』の四Sと称された。

出典:wikipedia~阿波野青邨

コメント


認証コード2713

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional