今日の歳時花～リラの花
2014.05.05
カテゴリ：花の歳時記
今日の歳時花～リラの花
ライラック（Lilac、紫丁香花（むらさきはしどい）、学名：Syringa vulgaris）はモクセイ科ハシドイ属の落葉樹です。東ヨーロッパ南部が原産地で、大変古くから栽培され、花は香水の原料になります。高さは5mほどになり、四月ごろから総状の形に淡い紫色の小さな花が群れてつきます。寒さに強いので東北や北海道にかけて多くみられ、札幌市の市花でもあります。リラはフランス語名で英語ではライラック、和名では紫丁香花（むらさきはしどい）と呼ばれています。フランスや英国の文学にもしばしばあらわれる花なので、どこかヨーロッパの文学的香気の漂う、上品な季語の花です。
参考資料：新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia～ライラック
山口 青邨（やまぐち せいそん、1892年5月10日 - 1988年12月15日）は、日本の俳人、鉱山学者。東京大学名誉教授。工学博士。本名は山口 吉朗（ - きちろう）、初号は泥邨。岩手県盛岡市出身。岩手県立盛岡中学校卒業、第二高等学校卒業、東京帝国大学工科大学採鉱科卒業。古河鉱業、農商務省を経て、1921年、東京大学助教授、1929年、教授。この間、1927年から1929年までベルリンに留学。俳句では、1922年、水原秋桜子、山口誓子、富安風生、高野素十らと東大俳句会を結成
