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今日の歳時花~チューリップ

今日の歳時花~チューリップ

チューリップ

16世紀後半、中央アジアからヨーロッパに渡った原種のチューリップはオランダを中心に品種改良され、日本には江戸末期に球根が渡来したと言われています。当時は鬱金香と呼ばれ、大正時代に入って新潟市で本格的に栽培され普及し、今では3000以上の園芸品種があります。丈は30cm~90cm、先の尖った幅広の葉が生え、中央から茎がのび、その先に一つ、ときには二、三の花をつけます。椀の形の花で六弁で赤、白、黄、紅紫などのあざやかで美しく、俳句として詠みごたえがあり、数多くの俳人たちに愛されています。

参考資料:新歳時記(春)平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
写真:wikipedia

長谷川かな女(はせがわ かなじょ、1887年10月22日-1969年9月22日)は、日本の俳人。本名はカナ。東京日本橋出身。私立松原小学校卒業後、小松原塾で学ぶ。1903年、三井家に行儀見習いで入るが心臓の病気により辞す。1909年、英語の家庭教師でホトトギスの俳人だった富田諧三(のちの長谷川零余子)と結婚。みずからも句作を始め、1913年、高浜虚子が女性俳人育成のために始めた婦人俳句会「婦人十句集」の幹事役をつとめる。杉田久女とともに大正期を代表する女流俳人といわれた。
出典:wikipedia

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